皆さんこんにちは!
富士市の夫婦で営むカメレオンのいる美容室 PICASSO HAIRオーナーの梶浦です!
富士市もすっかり秋めいてきましたね!
今朝も開店前に釣りに行ったんですが、夏の服装だとちょっと寒いくらいでした。
ちなみに今日はサバさんが釣れましたよ!
ブログで釣果ばっか載せてるといよいよ美容室のブログではなくなってきますので、misaがinstagramのストーリーに載っけてくれてます!
気になる方はそちらをチェックしてくださいね!
そうそう、基本的にPICASSO HAIRブログはオーナー、instagramはmisaが書いてます!
性格が垣間見えると思うので、担当選びの参考にしてみてくださいね!
さて、それでは今日の本題!
"ダブルガラス化エアウェーブとデジタルパーマによるダメージの違い"
なぜPICASSO HAIRでは、デジタルパーマではなくダブルガラス化エアウェーブを採用しているのか。
コールド、エアウェーブ、デジタルパーマの髪へのダメージの違いなんかを説明していきます!
パーマは大きく分類して2種類。コールド系パーマとホット系パーマとは
コールドパーマは名前そのままにコールド系パーマ、エアウェーブとデジタルパーマはホット系パーマに分類されます。
一般的な解釈では、パーマ中に熱を加えないのがコールド系パーマ、熱を加えるのがホット系パーマですが…
とってもややこしいことに美容室によっては
コールドパーマで薬剤反応促進のためにローラーボール(遠赤外線を出す機械)を使って加温したり、
低温デジタルパーマで50℃程度の短時間加温で完全乾燥までもっていかずにかけてホット系パーマの特徴がなくなってしまったり。
全国の美容室の美容師さんたちが勉強して勉強して辿り着いたパーマなので、批判とかでは一切なくて…
ただ美容師さんでないお客さんにとっては非常に複雑でわかりづらい状況になっているなーと思うわけです。
いや、美容師さんでもどれだけちゃんと理解してパーマを行っているのか。
一般的ではありませんがPICASSO HAIRでは
かかりあがりの特徴からコールド系とホット系パーマの区別をするのがわかりやすいと思っています!
ーコールド系パーマのかかりあがりの特徴ー
髪が乾いている時と濡れている時のウェーブギャップが大きい
ホット系パーマと比べてパーマの持ちが悪い
大きいカールのパーマをかけるのが難しい
髪の根元からパーマをかけることができる
ーホット系パーマのかかりあがりの特徴ー
髪が乾いている時と濡れている時のウェーブギャップが少ない←スタイリングしやすい
パーマの持ちがとても良い
大きいカールのパーマも得意
髪の根元からパーマをかけるのが難しい
こんなところでしょうか…
肝心のダメージについては、一般的にはホット系パーマの方が断然ダメージは大きいのですが、
これ、施術方法や美容師さんのスキルによってはコールド系でもホット系並みに傷ませられるので、
ここで区別するのはちょっと違うんですよね。
で、上記の特徴からコールド系、ホット系パーマを区別するとすると
“パーマ2液塗布前に髪の毛を完全乾燥させたパーマ”がホット系、そうでないものがコールド系パーマという認識で良いと思います。
従って先程の例え、
“コールドパーマで薬剤反応促進のためにローラーボール(遠赤外線を出す機械)を使って加温したり”
↑加温してますがコールドパーマです。
“低温デジタルパーマで50℃程度の短時間加温で完全乾燥までもっていかずにかけてホット系パーマの特徴がなくなってしまったり”
↑デジタルパーマの一種ですがかかるパーマの特徴からしてコールドパーマです。
あくまでこれ一般的ではないですよ!
低温デジタルパーマの施術を行っている美容室さんで、「こんなんコールドパーマやんけ!」とか言ったら
間違いなく白い目で見られてバックヤードでクレイジークレーマー呼ばわりされますから。笑
そもそもコールド系とホット系パーマの優劣の話ではありませんからね。
完全乾燥までしない低温デジタルパーマに一般的なホット系パーマの特徴はありませんが、
間違いなく一般的なコールドパーマよりしっかりかかって持ちも良いはずですからね。
そんでもって通常のデジタルパーマよりもダメージが少なく済む。
何にも間違っていません。
でもそのパーマに皆さんが求めるスタイリングがしやすい(ウェーブギャップが少ない)という特徴はありません。
上の”ホット系パーマのかかりあがりの特徴”に書いてあるような
皆さんが一般的にホット系パーマに求める特徴を持つパーマがかかるのは”2液前の乾燥工程があるパーマ”なんです。
なので以後、PICASSO HAIRでは
パーマ2液塗布前に髪の毛を完全乾燥させたパーマをホット系、そうでないものをコールド系パーマと呼びますので
覚えておいて頂けたらと思います!
これでコールド系パーマとホット系パーマはばっちり区別がつきますね!
ではホット系パーマ ダブルガラス化エアウェーブとデジタルパーマの違いは?
これはとっても簡単です!
使っている機械が違う!
…ということなんですが、その機械たちがそれぞれ何をしているかというと
エアウェーブは最大55℃以下の温風を出しながら、髪の毛の水分をロッドを介して吸い取ることによって
タンパク変性を起こすことなく効率的に髪の毛を乾燥させることができます。
デジタルパーマはロッド自体をおおよそ60~80℃に温めることで髪の毛に効率的に熱を与えながら乾燥させることができます。
そうです、エアウェーブとデジタルパーマ共に髪の毛を乾燥させることができる機械を使用するのですが
その乾燥工程の中で髪の毛に一定(60℃)以上の熱を加えるかどうかが違ってきます。
つまり髪の毛をタンパク変性させてかけるパーマがデジタルパーマ、タンパク変性させずにかけるパーマがエアウェーブなんですね。
これも良い悪いの話ではありませんよ!
タンパク変性とは、熱によってタンパク質が凝固する(固くなる)ことを言います。
卵も髪の毛同様タンパク質でできているので、よく目玉焼きが例として挙がりますよね。
卵の透明な白身が加熱すると白く固くなるあれです。そしてその白くなった白身は透明には戻りません。
濡れた髪の毛は60℃以上の熱を加えるとタンパク変性を起こすと言われているので
エアウェーブではタンパク変性は起こりませんが、デジタルパーマでは起きるわけですね。
髪の毛がタンパク変性を起こしてしまうと固くなって、大きなダメージを受けてしまうので
エアウェーブの方がいいじゃん。と思われる方がいるかもしれませんが、
繰り返しになりますがどちらのパーマが良い悪いの話ではないんです!
その方の髪質や求めるスタイルとのバランスをみてどちらのパーマがより理想的かを考えるんです。
デジタルパーマの良さは髪の毛にタンパク変性を起こさせてしっかりとした(固い)ウェーブが作れること。
エアウェーブよりもさらにアイロンで巻いたようなカールの質感が出せます。
タンパク変性をさせるからこそ持ちもものすごく良いんですね!
ただもちろんその分大きなダメージを受けます。
言わば“諸刃の剣パーマ”です。笑
デジタルパーマを2~3度かけることは髪の毛にダメージが大き過ぎて、
理想的なパーマをかけ続けることが難しいのでPICASSO HAIRでは採用していないんですね。
PICASSO HAIRは生涯、長期的に髪の毛を綺麗に保つお手伝いをすることを大切にしているので。
ではエアウェーブはというと、
デジタルパーマとは違いタンパク変性は利用しないので髪の毛に対するダメージがかなり抑えられます。
何と言ってもこれが一番のメリット!
上手にかけてあげれば2~3度程度はそこそこ綺麗にパーマがかけられます。
それ以上は、スタイルにもよりますが大抵は切ってしまうので問題ありません。
デジタルパーマと比較してのデメリットとしては、
デジタルパーマほどアイロンで巻いたようなしっかりとしたウェーブは作れません。
ウェーブの持ちもデジタルパーマには敵いません!
逆に言えば、柔らかいウェーブやカールのパーマがかけたい方にはもってこいですね!
とまぁ、上記はあくまでデジタルパーマと比較した場合で、
コールド(ノーマル)パーマと比べたらエアウェーブの持ちやカールの弾力は段違いですからね!
要するに髪に対するダメージ、得られるウェーブ、実用性等すべてを考慮して
デジタルパーマよりもエアウェーブの方がバランスの良いパーマだと思うのでPICASSO HAIRで採用しているわけです!
…と、ここまで説明してきましたが
情報量が多すぎて頭の中がぐちゃぐちゃな方もいると思います。
僕の説明が下手なだけということも
なので本日はここまで!
必要な情報がようやく出揃ったので、次回ちゃんとわかりやすくまとめます!…多分。笑
コールドとエアウェーブ、デジタルパーマのかかりやダメージの比較
そして何と言ってもパーマをかける前の髪の状態(髪質、ダメージ)がどれほど大事なのか、かかりあがるパーマにどれほど影響するのか、
それらを説明できればと思います!
いつも最後までお読みいただきありがとうございます!
髪の悩みやお手入れやカメレオンや釣り、カメレオンや植物やカメレオンやカメレオンのことについて
ブログで文字に起こしてほしいような内容がありましたらぜひおっしゃってください!