皆さんこんにちは!
富士市の美容室 PICASSO HAIR
オーナーの梶浦です!
美容室における”当たり前”の工程を見つめ直し、IQ10程度の頭で考えに考え一から作り上げたPICASSO HAIRでのサービス。
お客さんにとって、嬉しいことも返って手間や面倒に感じることも多々あるかと思います。
もちろん改善していかないといけない部分も今後多々出てくるかと思いますが、
現在の多くの美容室で”当たり前”とされているお客さんにとって不都合なサービス、
これをなるべく減らしたいという想いは間違いのないものです。
本日はそんなサービスの中の1つ、
“ヘアスタイルの仕上がり確認の合わせ鏡”についてPICASSO HAIRのこだわりをお話ししようと思います!
もちろん誰に対してもこれが正解とは思っていませんが、なぜそうするのか、を知っていただけたら嬉しいです!
既にPICASSO HAIRに足を運んでいただき、カットやカラーをしてくださった方は経験済みかと思いますが、
PICASSO HAIRでのヘアスタイルの仕上がり確認は、上の写真のように
お客さんに大きめの手鏡を持っていただいてカットイスを反転させ、合わせ鏡で大きな鏡に映り込んだご自身をご覧いただきます。
おそらくほとんどの美容室ではお客さんは座って正面を向いたまま、
美容師さんが後ろで手鏡を持って映り込んだヘアスタイルをご覧いただくような形をとっているかと思います。
でもこれ、正直見にくくないですか?
なんならヘアスタイルが全然映り込んでないなんてことも…え、梶浦がやった時だけ?
お客さんが自発的に首を動かさない限り、ほとんどの場合は後ろ斜め45度の角度からしか映りませんし。
斜め45度から見たヘアスタイルってよっぽどなことがない限り素敵に見えます。
また、ちょっと失敗してしまってお客さんに見せたくないようなところがあった場合、
意図的にその部分が映り込まないような角度・スピードで合わせ鏡することも可能です。
そりゃ梶浦もそうしたくなる時だってありました。←おい
もちろん実際にそんなことをする美容師さんは少数派だと思いますが、
結果何が言いたいかというと合わせ鏡の仕方ひとつでヘアスタイルの仕上がりを誤魔化せてしまうし、
そもそも見づらいのは本末転倒だと思うんですよね。
お客さんによっては美容師さんを信頼していて、わざわざ後ろなんか見なくても。なんて方もいらっしゃるかと思いますが、
それは今までに提供した素敵なヘアスタイルや、高い技術があってこそのものだと思います。
やはりPICASSO HAIRは自信を持って作り上げたヘアスタイルをお客さんが納得するまでしっかり見ていただきたいですし、
ご自身のお好きな角度から見て、触って、首を振っていただいて、風になびくヘアスタイルまで感じてほしい。
もちろんその時点で気に入らないところがあればおっしゃっていただき、直させていただきたいです。
具体的な商品(ヘアスタイルの出来上がり)を掲示せず、信頼のもと売買の契約がされてしまう美容室というサービスだからこそ、
納得してお料金をお支払いいただきたいという気持ちを強く持っています。
なのでヘアスタイルの仕上がりの確認は非常に重要なものと捉えていますし、美容師の緊張の瞬間でもあります。
鏡同士の距離がある程度あることで、ヘアスタイルと顔や体、服装とのトータルでのバランスもよくわかります。
残念ながらごまかすことも一切できません。
第三者目線でヘアスタイルを見ることができるんですね!
真後ろから見たヘアスタイルは他人が一番じっくり見やすい角度です。
そして真横から見たヘアスタイルは後頭部の膨らみや襟足の収まり、そしてヘアスタイル全体のバランスを見るのに適しています。
鏡に余白なく映り込んだヘアスタイルの良し悪しなんて判断できません。
そこに余白・空間があるからこそヘアスタイルが活きるんです。
さて、今回何の話をしてたんでしたっけ…
あ、そうでした、ヘアスタイルには余白が大事という話でしたね!←絶対違う
実際問題、何度もPICASSO HAIRに足を運んでくださって合わせ鏡にも慣れてきて
少し面倒くさく感じるようになってくることもあるでしょう…
そんな時は「めんどくさっ…」と言っていただければ、二度と鏡はお渡ししません!
もう合わせ鏡でヘアスタイルの確認なんて辞めです!
そんな時は後ろを見る必要がないほどに信頼していただけたのだと、ありがたくお気持ちを受け取ろうと思います。
(もちろん毎回きっちり確認していただけるのも非常に嬉しいことなのであくまでお好みで…)
本日はそんなヘアスタイルの仕上がりの確認の合わせ鏡のお話でした!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!