美容院でよく耳にする前処理・後処理剤とは

皆さんこんにちは、富士市の夫婦で営む美容室 PICASSO HAIR オーナーの梶浦です!

 

 

富士市にも台風が近づいてきていますね!

富士、ピカソヘアーでの記念すべき初台風です。笑

 

もちろん全然楽しみなわけはありませんが、

きっと身をもって僕らや大切なカメレオンたちを守ってくれることでしょう。

感謝です。

 

 

 

さて、今日はPICASSO HAIRでの前処理・後処理剤のお話。

 

もしかすると生涯美容院でカットしかしたことがない方は

耳にしたことがないかもしれませんが

 

パーマやカラー、ストレートパーマ等の薬剤を使用するメニューを経験したことがある大半の方は

美容師さんに説明を受けたことがあるのではないでしょうか。

 

 

パーマで使用するいわゆる"ロッド"というもの

 

前処理剤や後処理剤が別料金になっていて

お客さんに使用の有無を選んでいただくなんて美容院も多いような気がします。

 

 

お料金をとるわけですし当然使った方がなんとなく髪に良いもの、とぼんやり捉えている方や

きっちり美容師さんに説明を受けてどんなものか理解している方もいるかと思います。

 

 

 

結論から言って

PICASSO HAIRでは前処理剤は不使用、後処理剤はきっちり行います

 

前処理剤といってもカラーやパーマの薬剤を髪に塗布する前に

髪に対して使用するものはすべて前処理剤となり得るわけですが(例えば水でさえ)

 

ここではわかりやすく、

一般的に美容院で前処理剤として非常に多く使われている髪の疑似成分

(トリートメントの内部補修の成分と同じもの)を”前処理剤”としてお話ししますね!

 

 

要は薬剤塗布する前にトリートメントをつけて

薬剤の減力や、なんなら内部補修しながらカラーやパーマをしてダメージを軽減、

そんなところが主な使用理由になってきます。

 

 

が、トリートメント(前処理剤)は

そもそも補修なんてできないのは既に皆さんご存じのことかと思います。

 

薬剤の減力に至っては

そもそも適正なパワーの薬剤を選定し

適切な放置時間でのカラーやパーマを行えば必要ありません。

 

むしろ反応や効果の計算がしずらくなるばかりでなく

無駄に時間がかかることになるだけです。

 

 

 

そしてそして後処理剤。

こちらもいくつか種類があるのですが

主に目的は、pH調整と残留薬剤の無害化・無効化

 

 

これ、とっても大事です。

 

理論的なお話はつまらなくて眠くなってしまうのでまたの機会にしますが

カラーやパーマをした後の髪の毛ってとっても不安定な状態なんです。

 

それを正常な状態に戻してあげようというのが後処理剤です!

 

これはしておかないと無駄に髪の毛をダメージさせてしまったり

カラーやカールの持ちが悪くなってしまいます。

 

 

シャンプー1回したくらいじゃ

髪の内部に浸透した薬剤をすべては取り切れません。

 

これ皆さん意外と盲点ではないでしょうか。

 

例えばカラーの場合、

美容院で染めてもらってシャンプーしてもらった時点で

もう薬剤反応は終わっている、と。

 

後処理剤を使用することによってかなり減少はしますが

それでも少しは髪の内部にまだ薬剤反応が進む薬剤が残ってしまうんです。

 

 

なのでPICASSO HAIRでは

パーマ後もカラー後も2~3日は

なるべく毎日シャンプーしてもらうようにお願いしております!

 

午前中に施術した場合はその日の夜も。

 

 

多分美容院で真逆のことを言われた経験をお持ちの方が多いかと思いますが…

これ、髪を無駄に傷ませない上でとっても大事なことなのでぜひ覚えておいてください!

 

 

ちなみにカラーは洗った分だけ当然早めに退色してしまいます。

表面に付着している染料は比較的簡単に流れ落ちてしまうので。

 

ただ、カラー後2~3日シャンプーせずに内部の活発な薬剤を流さないと

2~3日かけてじわじわと内部の染料を壊すことになるので

 

長い目で見たときに結局カラーの持ちが良いのは

しっかりシャンプーしてしっかり薬剤を流した場合なんです。

 

 

 

だいぶ話が逸れてしまいましたが、

PICASSO HAIRでの前処理・後処理剤のこと理解していただけましたでしょうか。

 

 

もちろんPICASSO HAIRでは後処理剤を使用することによって

別途お料金がかかることはありません。

 

髪に良いとわかっていて

使用の有無をお客さんに選ばせるなんてことは言語道断です。

 

 

PICASSO HAIRでは必要なことはしますし不必要なことはしません

 

 

ブログの内容では物足りない方、理論までもっと詳しく知りたい方は

サロンにてぜひぜひ聞いてくださいね!

 

 

難しい話でしたが

最後までお読みいただきありがとうございました!