皆さんこんにちは!
富士市のカメレオンのいる美容室PICASSO HAIR オーナーの梶浦です!
今日はPICASSO HAIRのヘアカラーについてお話ししますね!
富士市にもヘアカラーが得意な美容室はたくさんあるかと思いますが
何をもって得意とするかは意外と難しいところですよね。
よく目にするのは
髪に優しいオーガニックな薬剤を使っているから?とか
取り扱ってる薬剤の種類が豊富だから?とか…
ちょっとひどいのだと、
ダメージレス(全く傷ませない)でヘアカラーができます?とか。
それでPICASSO HAIRはというと、
アッシュ系の色味を得意とする、ごく一般的なヘアカラー材(アルカリ)を使用しておりまして
取り扱い種類はアルカリと酸性カラーの2種類のみ、
当然染めたら染めたなりにダメージのあるものを使用しております!
、というかそんなものしか存在しません!笑
なのでPICASSO HAIRがヘアカラーが得意な美容室となるかは分かりませんが
こだわりや詳細を少しだけ説明していきます!
そもそもヘアカラーと言ってもなかなか種類が豊富で意外と分かりにくいですよね。
アルカリだとか酸性・塩基性、ヘナ、弱・微アルカリ…
ご自身が普段美容師さんにしてもらっているカラーが何に分類されているか把握していますでしょうか?
PICASSO HAIRで主に行っているヘアカラーは、上記の通りアルカリカラーと酸性カラーの2種類です!
アルカリカラーがおそらく皆さんが一般的にイメージするカラー剤の種類で
いわゆる白髪染め、ファッションカラー、ブリーチ、微・弱アルカリカラー…
これら全てアルカリカラーです。
なので当然PICASSO HAIRでもブリーチや微アルカリでのヘアカラーが可能です!
ただこのアルカリカラー、
ジアミンやアルカリによってアレルギー反応が出てしまう方もいるので注意が必要です。
PICASSO HAIRでもカラー前にはかならずアレルギーの有無や
アルカリカラーを使用したことがあるか等、伺いますのでご協力をお願い致します。
場合によっては当日のカラーを行えないこともあります。
今までアレルギー反応がなかったとしても出る可能性はありますし
当日の体調に影響を受けることもありますので少しでも不安なことがありましたらぜひご相談ください!
そしてこのアルカリカラーである以上、
大なり小なりお髪に対してダメージを与えてしまいます。
先日初めてお越しいただいたグレーカラー(白髪染め)のお客さんがこんなことをおっしゃられました。
“根元と毛先で別々のカラー剤を準備して塗っていただくの初めてです”
…!?
これかなり驚きました!
前回染めてから数ヶ月経っているので当然根元数cmは白髪が出ていますが
毛先の白髪(だった毛)はしっかり染まっています。
今回は毛先の色味を変えたいとのことだったのでもちろん根元とは別の調合で毛先も染めましたが
基本白髪染めの場合は毛先の色味を変えたい時以外は毛先は染めませんし
ましてや白髪ががっつり浮いてしまっていない限り毛先に白髪染めは使用しません!
何が問題かと言いますと、
ファッションカラー(おしゃれ染め)とグレーカラー(白髪染め)ですと
同じ明るさで染めた場合、グレーカラーの方が断然傷みます。
なのでグレーカラーである必要がない場合は、ファッションカラーを使用します。
要は無駄に髪を傷めてしまっているということです。
意外に美容師さんでもここの違いを知らずに使っている方が多いのが現状です。
もちろんそんな方ばかりではないですが!
この薬剤の使い分けができている美容師さんが働いている美容室は
“ヘアカラーが上手な美容室”に少し近づくのかもしれませんね!
さてさて、かなり脱線してすみません…
PICASSO HAIRで取り扱ってるもう一つのカラー剤が酸性カラーですね!
これはいわゆるヘアマニキュアというやつです!
よくいる紫の頭のご婦人とかはまずこのヘアマニキュアで染めています!
ビビットな色合いからグレーカラーまでこなせるとても便利なカラー剤ですが
地肌に付くと染まってしまうので地肌をぎりぎり外して塗っていきます!
なのでどうしても根元の1~2mmが染められません。
そして最大のデメリットは髪を現状以上に明るくすることはできないこと。
分かりにくい言い回しになってしまいましたが、アルカリカラー以外は基本的に髪を明るくすることはできません。
もちろん白髪がたくさんあればヘアマニキュアでも明るいヘアカラーが可能ですし、
アルカリカラーで明るく(脱色)してからヘアマニキュアで染めることもできますからね!
メリットとしては、上記のジアミンやアルカリによるアレルギーがあっても染められること、
そして勘違いされがちですが白髪もしっかり染められます!
よくすぐ取れてしまうなんて耳にしますが
よっぽどハイダメージ毛でない限り白髪に染まったヘアマニキュアは
もちろん多少薄くなるにしてもそんなに簡単には取れません!
それからアルカリカラーに比べて断然ダメージは少ないです。
簡単にいうと、ヘアカラーでは髪を明るく(脱色)すればするほどダメージするんです。
ヘアマニキュアは脱色できないのでその点のダメージはありません。
そして皆さんご存知のハイパーダメージのブリーチは脱色剤ですからね!
でも仮にブリーチを使わずに、
その他の薬剤でブリーチしたのと同等に明るく(脱色)した場合のダメージは大きくは変わりません。
要するに”何を使って脱色したか”ではなく”どれだけ脱色したか”でダメージの大きさが決まるということです!
PICASSO HAIRではこのあたりを基本的に理解しつつ
丁寧にカウンセリングをしながらヘアカラーを行っていきます!
おしゃれ染めのように色味を楽しみながらの明るい白髪染めも可能ですので
ぜひご相談ください!
何がなんでも白髪を完全に染め切るのではなく
少しぼかしながら柔らかく染めるのもとっても素敵ですよ!
ちなみに理系の方々、大変紛らわしいのですが
カラー剤の種類でいうアルカリと塩基性はまったくの別物です。笑
これはまたの機会に!
なんとなくヘアカラーの種類や、PICASSO HAIRのこだわりがみえてきたでしょうか。
ヘアカラーにダメージはつきものですが、
“いかに無駄にダメージをさせずに綺麗なカラーリングをするか”
これを大切に施術を行っております!
以上、PICASSO HAIRのヘアカラーについてでした!
本日も拙い文章をお読みいただきありがとうございました!