ダブルガラス化エアウェーブとデジタルパーマによるダメージの違いpart2

 

皆さんこんにちは!

富士市のエアウェーブパーマが得意なカメレオンのいる美容室 PICASSO HAIR

オーナーの梶浦です!

 

 

さてさて前回の“ダブルガラス化エアウェーブとデジタルパーマによるダメージの違いpart1”に続き、

ダブルガラス化エアウェーブとデジタルパーマによるダメージの違いpart2

 

 

皆さん前回の内容は理解できましたでしょうか。

ただでさえ複雑なものの解説を複雑(メチャクチャ)な構成の文章で書いてあるので読んでくださっている方に深く同情します。笑

 

頑張ってなるべくわかりやすいように書いていきますので

最後までお読みいただき、パーマに関して正しい知識をつけて頂けたら嬉しいです!

 

 

それでは本題!

コールドパーマとダブルガラス化エアウェーブ、デジタルパーマのダメージ差

ぱぱっと並べちゃいます!

 

コールド ≦ ダブルガラス化エアウェーブ <<< デジタルパーマ

 

簡潔に記すとこのようなイメージで大方間違いないと思います。

 

 

ダブルガラス化エアウェーブはファーストガラス化によってパーマ液の強さが弱く設定できるので(←わからない方はこちらで復習)

その分コールドよりもさらにダメージが抑えられるような気もしますがそれはあくまで理論上の話で、

 

(これとっても大事ですが)実際の美容室での施術を考えた場合、要は実際にお客さんにパーマをかける場合は実験と違って、

 

髪を巻くロッド数も増え、その分機械のチューブと繋ぐ時間もかかること、

完全乾燥させるまでに少なからず温風を10~15分程度当てること(濡れてる髪に対してはほとんど温度は伝わらないので大きな問題ではないですが)、

これらを考慮してもよくてコールドと同ダメージ、もしくはそれ以上になると思います。

 

ですが、ウェーブギャップが少ない(スタイリングがとっても楽な)パーマをこれほど低いダメージでかけられるのは

現在のところダブルガラス化エアウェーブの他にありません

 

 

デジタルパーマはどうしてもタンパク変性を起こすので、ダメージという観点では群を抜いて大きいです。

ハイパーダメージで有名な縮毛矯正もがっつりタンパク変性を利用した施術ですからね。

 

乾いた状態の髪の毛の方が断然熱ダメージには強いので、

 

ストレートパーマの乾いた髪に180℃の熱を2秒以下与えるのと、

デジタルパーマの濡れた髪に60~80℃の熱を数分間与えるのと比べても、

 

どちらもハイパーダメージなのは間違いないですからね。

 

どれだけ健康な髪の毛でも同じ部分には2回までが限度でしょう。

ましてや今やカラーをしていない方の方が少ないので、現実的に1回が限度のやはり“諸刃の剣メニュー”たちです。

 

PICASSO HAIRではそういった施術は基本的に行なっておりません。

 

 

で、このダメージ差、

もちろんパーマ自体のクオリティやパーマをかけた後の髪の手触りやツヤ感に影響してくるのはいうまでもないのですが、

ダメージが大きい施術ほどそもそもかけられない髪が多くなる、という点は意外と見過ごせられがちです。

 

 

PICASSO HAIRのいう”かけられない髪(施術を行うことができない髪)”とは

 

カールやウェーブがつかない、という意味ではなく

 

要するにパーマをかけたけどスタイリングが楽にならない、

自分で素敵なヘアスタイルにすることが難しい、

あなたが求めているスタイルにはならない、ということです。

 

 

なのでPICASSO HAIRでは

ハイダメージ(デジタルパーマや縮毛矯正、ブリーチの履歴がある毛を含む)毛にはコールドもエアウェーブもかけられません。

 

この点をご理解いただけますと幸いです。

ちなみにグレーカラー(白髪染め)を毎回毛先までしている方のダメージレベルも相当高いので難しいです。

 

このあたりの判断はとても難しいと思いますので、ぜひ気楽にご相談していただければと思います。

 

 

さてさて、いかにパーマ前の髪の毛の状態・ダメージレベルがかかりあがるパーマに対して影響するのかがわかりましたね!

そしてもう一つ、かかり上がるパーマのクオリティを大きく左右するとっても大事なことがあります。

 

それが富士市の、いや、全国の美容師さんの仕事を難しいものとする理由の1つ "髪質" です!

 

コールドであろうと、ダブルガラス化エアウェーブ、デジタルパーマであろうと、この”髪質”にはかなり影響を受けます。

 

 

具体的にどういった影響を受けるのかというと、主にパーマの持ちやウェーブギャップの大きさに影響します。

 

特別太くも細くもない、特別硬くも柔らかくもない、髪を一般的な”普通の髪質”とした時に

一般的に太くて硬い毛は、かかりづらいが一度しっかりかかってしまえば持ちが良いという特徴があります。

 

もちろんそこにさらに個人差や、ダメージの影響を受けて、千差万別のパーマのかかりあがりがあるわけですが、

かなり特殊な場合を除いて太くて硬い毛や普通毛の方はそんなに大きな問題なくそれぞれのパーマがかけられます。

 

ダブルガラス化エアウェーブなら

「パーマが全然かからない」「いつもパーマがすぐにとれてしまう」なんて方でも綺麗にかけられることが多いです。

 

 

問題は、細くて柔らかい髪質の方。(個人差があるので全員に当てはまる訳ではありません)

 

もちろんパーマはかけられるのですが、

普通毛の方と比べて持ちが悪かったり、ウェーブギャップの小さいパーマをかけるのが難しかったりすることが多いです。

 

 

それと合わせて、どの髪質にも限らず

かける前の髪のダメージが大きいほど、ウェーブギャップを小さくするのが難しくなります。

(どうしてもウェーブギャップが大きくなりがち)

 

 

このあたりは比較的長いスパンでのカウンセリングや、髪のケアについてご相談させていただき、

求めるウェーブと現実的に可能なウェーブとをすり合わせて、理想のヘアスタイルに近づけていくのが良いと思います。

 

 

つまり、コールドパーマやダブルガラス化エアウェーブ、デジタルパーマそれぞれに特徴がありますが、

 

髪質や髪のダメージによってはその特徴が出づらかったり、思っていたようなパーマがかからないこともあるので

その方に合ったカウンセリング、施術方法を選んでくれる美容師さん、美容室にお願いすると失敗が少ないと思います!

 

 

 

髪質を変えることはなかなか難しいですが、

髪のダメージは日頃のケアや、美容室選びによってかなり軽減できます。

 

特にカラーが一般的なものとなり、髪に対するダメージのウェイトはほぼ美容室での施術の影響といっても過言ではありません。

日頃のケアでのダメージなんて美容室で扱う薬剤によるダメージと比べたら本当に微々たるものですからね。

 

もちろんトリートメントしてもダメージは少したりとも減りませんよ。

トリートメントは髪の毛を”一時的に綺麗に見せるもの”として使いましょうね!

 

 

 

さて、理想のヘアスタイルを叶えるためにどれほど髪のダメージが影響してくるかおわかりいただけましたでしょうか。

 

 

大切なのは、カラーやパーマ等の薬剤処理に限らず、カット等、美容室のメニューすべてを通して

"髪の毛を無駄にダメージさせないこと"

 

これに尽きるのではないでしょうか。

カラーやパーマをしなければいいってもんでもないですからね。笑

 

 

PICASSO HAIRに限らず丁寧なカウンセリング、最小限のダメージでの施術を行なってくれる美容室さんはたくさんあると思います。

 

 

皆さんがそれぞれのライフスタイルに合った美容室と巡り会い、素敵におしゃれを楽しめることを心から願っております!

 

 

お近くの方で美容室探しをしている方は、PICASSO HAIRもぜひ検討してみてくださいね!